薬剤師BLOGS
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2026.10.01

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【クイズ】室内ダニの除去方法として、誤っているものはいくつある?

10月に入り、朝晩の空気がひんやりと感じられる季節になりました。
この時期は、夏に繁殖したダニの死骸やフンが原因となる「通年性アレルギー性鼻炎」の症状を訴える患者さまが増加します。
秋の花粉症や風邪とも間違われやすいため、窓口でのヒアリングや生活指導が重要になります。
今回は、アレルギー性鼻炎の主な原因となる「室内ダニの除去方法」に関するクイズです。

問題

次のうち、室内ダニの除去方法として誤った表記はいくつあるでしょう?
0個(すべて正しい)~4個(すべて誤り)でお考えください

  • 室内の掃除には排気循環式の掃除機を用い、こまめに掃除をする
  • 織物のソファーやカーペット、畳はできるだけやめる
  • ベッドのマット、ふとん、枕にダニを通さないカバーをかける
  • 置物、雑誌、本などほこりを集めやすいものを身の回りから除く

 正解

0個(すべて正しい)
室内のダニ除去方法としては、すべて正しい内容です。

通年性アレルギー性鼻炎の原因と症状

通年性アレルギー性鼻炎は、多くの場合ハウスダストに対するアレルギー反応です。
ハウスダストには、ダニの死骸や糞、織物の繊維、ペットの毛やフケ、カビや真菌の胞子、室内のちりやほこり、昆虫の死骸などが含まれます。
季節に関係なくいつでも発症し、症状が1年中続きます。
また近年、気密性の高い住宅や西欧式暖房などが取り入れられたことで、室内のダニが増加しています。

通年性アレルギー性鼻炎の有病率は約10~20%といわれており、若年化が進んでいることや、自然治癒が少ないことから年々増加傾向にあります。
症状としては、くしゃみ、多量の水様性鼻汁、鼻閉(鼻づまり)、目や鼻のかゆみ、頭痛、イライラ感、倦怠感などが生じます。
また、アレルギー性鼻炎とともに喘息やアトピー性皮膚炎、眼アレルギー(アレルギー性結膜炎など)を合併するケースも多く見られます。

重症度別 通年性アレルギー性鼻炎の治療

通年性アレルギー性鼻炎の治療においては、「重症度」と「病型」の組み合わせによって適切な薬剤を選択します。
以下はその選択基準の一つです。

日常生活の対策

可能な限り原因となる抗原を見つけて除去することが、治療の第一歩となります。

室内ダニの除去

  • ハウスダストにアレルギーがある方は、置物や雑誌、本など、ほこりを集めやすいものを身の回りから取り除きます

  • こまめに掃除機をかけ、排気循環式の掃除機を使用します。目安として1平方メートルあたり20秒の時間をかけます。水拭きを行うことも効果的です

  • 織物のソファーやカーペット、畳はできるだけ避け、厚地のカーテン類はブラインドに変更します

  • マットレスや枕には目の詰まった布でカバーをかけ、ダニやその他のアレルゲン粒子が入り込まないようにします

  • ダニは湿気の高い室内を好むため、エアコンを用いて室内を乾燥させ、高性能の空気清浄機を使用します(湿度は50%、室温は20~25℃に保ちます)

ペット抗原の減量

  • 環境が許すようであれば屋外で飼育し、寝室には入れないようにします
  • 週に1回洗うようにします

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