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2026.09.24

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【クイズ】一次性頭痛の有病率はおよそ40%で、もっとも多いのは「片頭痛」は正しい?誤り?

東京都心では異例の長雨が続いており、台風のニュースも気にかかる日々ですね。 気圧の変動が激しい雨の時期は、「頭痛」の相談で来局される患者さまも多いのではないでしょうか。

今回は、窓口でのヒアリングにも直結する「一次性頭痛」に関するクイズをご用意しました。知識の再確認として、ぜひチャレンジしてみてください。

問題

一次性頭痛に関する記述について、正誤をお選びください。

一次性頭痛の有病率はおよそ40%で、そのうち片頭痛が最も多い。

 正解

✕(誤り)

日本における一次性頭痛の有病率はおよそ40%ですが、その主な内訳は緊張型頭痛が22.3%で最も多く、次いで片頭痛が8.4%、群発頭痛が0.4%となっています。

緊張型頭痛の特徴と日常生活での留意点

緊張型頭痛は頭痛のなかで最も多く、一般人口における有病率は20~30%といわれています。
頭痛の特徴は「頭がしめつけられるような」「頭が重い感じ」などと表現されます。多くは両側性で、男女比は女性にやや多い傾向があります。片頭痛とは異なり、日常動作では悪化しません。また、肩こりや目の疲れを伴うことが多いのが特徴です。

日常生活での留意点

日常生活では、長時間同じ姿勢をとらない、ストレッチなどで筋肉をほぐすなどして、身体的ストレスを解消することが基本となります。また、精神的なストレスを解消するため、ストレスの原因を見つけることも必要です

片頭痛の特徴と日常生活での留意点

片頭痛の特徴

片頭痛発作は、4~72時間続くズキンズキンとした拍動性の頭痛で、しばしば吐き気・嘔吐や光過敏、音過敏などを伴い、日常動作で悪化します。
通常は片側性ですが、両側性の場合もあります。
発作は、予兆期、前兆期、頭痛期、回復期と経過していきます。

  • 予兆期
    発作が始まる数時間前に、あくび、多尿、気分の変動、光過敏、首の痛み、集中困難など様々な症状が起こります

  • 前兆期
    発作の60分前~直前には、視覚症状、感覚症状、言語症状、脳幹症状や網膜の症状が1つまたは複数起こります

片頭痛は20~40歳代の女性に多く、家族に同じ症状を持つ方がいる(家族歴)ことが多いです。
また、男女ともに加齢によって症状が和らぐ(寛解する)患者さまが多いとされています。
片頭痛は「前兆を伴うタイプ」と「前兆を伴わないタイプ」の2つに分けられ、前兆のある片頭痛は約30%を占めます。
約10%の患者さまで「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる特徴的な前兆症状を伴います。
閃輝暗点とは、視野の一部が見えなくなり、それがジグザグに光る波となって視野欠損部分が徐々に広がっていく現象で、この前兆の後に頭痛発作が起こります。
なお、前兆のある片頭痛の患者さまには、エストロゲン含有の経口避妊薬(低用量ピルなど)は禁忌とされています。

日常生活での留意点

片頭痛発作は、日常生活の中での様々な要因が誘発因子となり、個人によってその因子は異なります。
患者さま自身が片頭痛発作の誘発因子を把握し、それを避けることは、発作の予防において非常に重要です。

片頭痛の主な誘発因子・増悪因子

  • ライフスタイル因子
    運動、欠食、性的行動、旅行

  • 食事性因子
    空腹、脱水、アルコール、特定の食品

  • 精神的因子
    ストレス、ストレスからの解放、疲れ、睡眠の過不足

  • 内因性因子
    月経周期

  • 環境因子
    天候の変化、温度差、におい、音、光

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