薬剤師BLOGS
Pharmasist's Blog

2026.08.27

薬剤師BLOGS

【クイズ】ヘリコバクター・ピロリの二次除菌療法中に、「避けなければならないもの」とは?

今回は、今週JPラーニングで特に多く受講されている講座『プライマリ06』から、
消化器系疾患の処方箋でよく目にする「ヘリコバクター・ピロリの除菌療法」に関するクイズをお届けします。

ピロリ菌の除菌療法は、一次除菌で不成功だった場合に二次除菌へと移行しますが、その際に処方される薬剤が変更されることで、患者さまへの生活指導(特に嗜好品に関する注意)も大きく変わります。
「ついつい晩酌をしてしまう」という患者さまの思わぬ副作用を防ぐためにも、服薬指導で絶対に押さえておきたい重要ポイントです。ぜひチャレンジしてみてください!

問題

ヘリコバクター・ピロリの二次除菌療法中に、避けなければならないものを選んでください。

  • アルコール
  • 牛乳
  • コーヒー
  • 緑茶

 正解

① アルコール

アルコールは、通常の潰瘍治療においては適量であれば、あまり問題とはなりません。

しかし、ヘリコバクター・ピロリの二次除菌療法ではメトロニダゾールを用います。
メトロニダゾールはアルデヒド脱水素酵素を阻害するため、アルコールとの相互作用を避けるために禁酒しなければなりません。

食事指導について

消化性潰瘍の患者さまの食事療法のポイントは、刺激を避けて消化のよいものを選ぶことです。刺激が強いと胃液分泌が促進され、物理的に胃粘膜が損傷される可能性があります。塩分や刺激の強い香辛料は控えめにした方がよいでしょう。
また、消化が悪いものは胃滞留時間が長く、それだけ胃に負担がかかってしまいます。なるべくやわらかくて消化吸収されやすいものを選ぶとよいでしょう。もちろん、蛋白質や各種ビタミン・ミネラルなど、栄養のバランスを考えることも大切です。

食事はゆっくりよくかむことも重要で、塊のまま飲み込むと胃壁を直接刺激してしまいます。食後は30分くらい座った姿勢で体を休め、胃の働きの効率をよくするとよいでしょう。

アルコールは急性胃粘膜病変を引き起こすことがあるため、過度の飲酒は控えるべきですが、通常の潰瘍治療においては適量であればあまり問題とはなりません。しかし先述のように、メトロニダゾールを用いてのピロリ菌除菌療法中の患者さまは、アルコールとの相互作用(ジスルフィラム様反応など)を避けるために、除菌期間中は禁酒が必要です。

➤【無料お試し】JPラーニングに収録されている他の症例問題も見てみる



いかがでしたか?

JPラーニングには、今回体験いただいたような「1問1答のドリル形式」で、通勤中や休憩などのスキマ時間を使って、計画的に研修認定薬剤師の単位を取得できます。
まとまった時間がなくても、効率よくスキルアップが目指せるため、忙しい薬剤師のみなさんにぴったりです。
「スキマ時間」を「確かな実践力と単位」に変える新しい学びを、今日からスタートしませんか?


▼ あなたにぴったりのコースは?

認定薬剤師の取得を目指すなら、新規コース

認定薬剤師の更新用の単位取得なら、更新コース

JPラーニングならではの
学習体験をしてみよう!