夏は強い紫外線や大量の汗によるあせも、虫刺されなどさまざまな要因がありますが、薄着になって肌の露出が増えることで、植物や虫、金属などに直接触れて起こる「かぶれ」の相談も、薬局の窓口で増えるのではないでしょうか。
今回は、そんな夏場に処方箋応対の機会が増える「接触性皮膚炎」に関するクイズをご用意しました。基本のおさらいとして、ぜひ挑戦してみてください!
問題
次の『接触性皮膚炎』に関する文章の正誤を選んでください
- 接触性皮膚炎は、外来の物質が皮膚に接触して起こる皮膚炎であり、
原因は物質の直接的な毒性などを除く、主にアレルギー反応による皮膚炎である

正解
× 記述は誤り
接触性皮膚炎は、物質の直接の刺激や毒性による皮膚炎も含んでおり、その場合は「刺激性接触皮膚炎」と呼ばれます。
一方、免疫反応が関与する場合は「アレルギー性接触皮膚炎」と呼ばれます。
原因は非常に様々であり、化学製品や金属、ゴム、植物など多岐にわたります。
症状が悪化して全身に広がってしまうと、原因物質の特定が困難になることもあるため、早期の適切な対応が重要です。
日常生活について
接触原となるものを排除することが大切です。
しかし、その原因がはっきりしないことが多いため、パッチテストにより接触原を特定しておくことが大切です。
パッチテスト
遅延型アレルギー反応(主にかぶれを起こす反応)のアレルゲンを調べるための検査。
アレルゲンエキスをしみこませたパッチを貼付し、24~28時間後に反応を調べます。(場合によっては72時間後や1週間後)
発赤や丘疹があると陽性と判断されます。
日常生活においての制限は特に無いため、普段どおりの生活をして問題ないものの、
ヒスタミンH1 受容体拮抗薬の服用により眠気が生じることがあり、車の運転など危険を伴う作業を行う際に注意する必要があります。
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