本格的な夏を目前に控え、窓口で「虫に刺されて赤く腫れちゃって...」「どの薬を塗ればいい?」と患者様から相談を受ける機会がグッと増える季節ですね。
今回は虫よけ剤の主成分である「ディート(ジエチルトルアミド)」に関する問題をご準備しました。
ぜひ腕試しにチャレンジしてみてください!
問題
虫よけ剤の主成分である「ディート(ジエチルトルアミド)」に関する記述で、正しいものはどれでしょうか?
選択肢
- A ) 蚊やアブ、ブユだけでなく、ハチにも高い効果を発揮する。
- B ) 医薬品と医薬部外品で配合できる濃度の上限は同じである。
- C ) 大量かつ多頻度に吸入すると、重度の神経障害や皮膚炎などを起こすことが知られている。
- D ) ヒトの皮膚から出る体温を感知できなくさせることで吸血を防ぐ。

正解
C
大量かつ多頻度に吸入すると、重度の神経障害や皮膚炎などを起こすことが知られている
解説
ディートは、一般に安全とされていますが、大量かつ多頻度に吸入すると重度の神経障害や皮膚炎などを起こすことが知られているため、適切な使用方法の指導が重要です。
ディートの作用機序は、ヒトの皮膚から出ている炭酸ガスを虫が感知できなくすることで刺させなくするというものです。
そのため、炭酸ガスに反応する蚊、アブ、ブユには有効ですが、ハチなどには効果を発揮しません。
また、医薬品の虫よけ剤にはディートが12%配合されており、医薬部外品は10%までしか配合できません。
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