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薬剤師BLOGS
Pharmasist's Blog

2023.10.26

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<今さら聞けない!認定薬剤師シリーズ>認定薬剤師の更新について

もくじ

認定薬剤師の学習、進んでいますか?

これから新規で認定を目指す方、すでに認定を持っていて、更新のための学習を進めている方、色々いらっしゃるかと思います。

いまや薬剤師にとって当たり前の資格となりつつある認定薬剤師ですが、資格を継続するためには新規認定日から3年間で30単位以上、毎年5単位以上の取得をしていることが条件となります。

ですが、「毎年5単位以上の学習を忘れて更新が出来なかった!」といって慌てる方も少なくないのが事実。会社の指示で認定を取ってかかりつけ薬剤師になったのに、資格喪失!となったら大変なことです。

こちらの記事では、意外と盲点が多い認定薬剤師の更新について、解説をしていきたいと思います。


認定薬剤師は更新制

認定薬剤師は「自己研鑽により資質向上努力を継続している」薬剤師であることを示す資格になりますので、認定を取ってからも学習を継続し、資格を更新していく必要があります。

認定薬剤師の更新には、3年間で30単位以上、毎年5単位以上を取得している必要があります。例えば、認定薬剤師の認定日が2023年11月1日であった場合は、下記のように考えましょう。



3年間で合計30単位以上、1年目、2年目、3年目の期間内に毎年5単位以上単位を取得しなくてはいけません。

年度ごとで1年目、2年目を計算している方もいらっしゃいますが、認定日は人それぞれですので気を付けたいところです。ご自身の認定日から起算して毎年5単位以上の学習を忘れないように行いましょう。

認定薬剤師を更新するために必要な手続き

申請に必要な書類は各研修機関によって異なります。ここでは、G13 薬学ゼミナール生涯学習センターへ申請する場合を例に説明します。申請の流れは新規申請と大きく変わりません。



更新の条件に満たなかったらどうなる?

毎年5単位以上の学習を継続できなかったなど、認定薬剤師の更新条件に満たなかった場合は資格喪失となります。再度認定薬剤師の資格を取得するためには、新規申請扱いとなり、40単位分の学習が必要になります。


ただし、出産・育児、病気、病気、介護等で研修を継続できなかった場合、研修機関によって認定期間延長の特例がある場合がありますので、申請を予定している研修機関に問い合わせてみましょう。


G13薬学ゼミナール生涯学習センターの場合は下記の通りになります。



まとめ

認定薬剤師は学習を継続し、資格を維持していくことが重要です。

上記のポイントを押さえて、忘れずに認定薬剤師の資格を継続しましょう。


※こちらの記事は2023年11月現在の情報を元に執筆しています。
最新の情報は各研修機関のサイトをご確認下さい。

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