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薬剤師BLOGS
Pharmasist's Blog

2024.06.06

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<認定薬剤師コラム>いまさら聞けない!?認定薬剤師の疑問TOP5

もくじ

認定薬剤師の認定を行う研修機関は全国で20程度あります。同じ認定薬剤師に変わりはありませんが、研修機関によって認定の条件が違う為、戸惑う薬剤師の方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな認定薬剤師について、よくある質問をご紹介します。

1日に学習する単位に制限はあるの?

1日の単位取得制限は、申請する認証機関(プロバイダ)や学習形態よって異なります。

JPラーニング受講者の主な申請先の1日の上限単位数は下記になります。

    <JPラーニング受講者の主な申請先の1日の上限単位数>
  • G13薬学ゼミナール生涯学習センター 集合研修:1日6単位
  • G08石川県薬剤師会 集合研修:1日4単位
  • G21東京都薬剤師会 集合研修1日4単位

1日の単位上限を超えてしまうと、超えた分の単位が認められず、再度勉強しなおし...といったことも起こりますので、各研修機関の条件をHPなどから確認しておきましょう♪

PECSとはなんですか?

PECSとはG01日本薬剤師研修センターが運営する「薬剤師研修・認定電子システム」です。

これまでは認定薬剤師の単位の発行は物理的な単位シールを研修手帳に貼って申請という流れが一般的でした。ただ、物理的な単位シールだと紛失などの問題点もあったことから、電子で管理するようにしましょう、と始まったのがPECSになります。

電子で管理することにより、ペーパーレス化はもちろん、単位の見える化、紛失等のリスクが無くなりました。ですが、PECSへ研修単位を連携できるのは一部の認証機関(プロバイダ)で、多くの研修機関は引き続き単位シールと研修手帳、という形態をとっているところがほとんどです。

PECSで取得した単位も物理的な単位シールも研修単位には変わらないため、自分が出席したい研修会や受講をしたいe-ラーニングの単位がどのように発行されるかを確認しておきましょう。

e-ラーニング学習だけで認定薬剤師の申請はできるの?

可能です。申請する認証機関(プロバイダ)によって条件は異なりますが、例えばG13薬学ゼミナール生涯学習センターはe-ラーニングだけの学習で申請が可能です

年間5単位の学習を忘れた!もう更新できないの!?

残念ながら更新の条件を満たしていないので更新ではなく「新規」の扱いとなります。

ただし、病気や介護など学習が継続できない理由があった場合、期間の延長が認められる可能性があります。申請予定の研修機関(プロバイダ)に相談してみましょう。

ちなみにG13薬学ゼミナール生涯学習センターの場合は下記のような措置があります。

【特別な場合の認定期間延長について(更新申請)】

  • 認定期間を最大4年間とし、最大1年間の延長を認める
  • 毎年5単位以上の取得要件を緩和し、必要単位数30単位の取得により更新の申請を受け付ける

  • 特別な事由による申請においては、申請時に理由を証明できるもの(例:母子手帳のコピーなど)の提出を依頼することがある
  • 延長期間内は常時申請を受け付け、その申請日を次回更新期限の起算日とする。なお、延長を必要とせず、現認定期間内に申請を受け付けた場合、通常の認定薬剤師の更新と同様に初回認定日を起算日とする

更新は新規で認定された研修機関じゃないとできないの?

申請をする研修機関(プロバイダ)によって条件は異なりますが、他の研修機関(プロバイダ)で認定を受けた認定薬剤師の更新を受け付けている研修機関もあります。

申請予定の研修機関のHPなどで確認をしましょう。認定薬剤師.comにも詳しい情報が掲載されています。


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